2013年11月3日日曜日

理想の彼氏

(理想の彼氏)


今、私はスキップをしています
30代目の前なのに年がえもなく
スキップです

だって今日は彼氏と初デート
の向う途中なんですもの

周りの友達は彼氏がいるのに
私だけ未だに彼氏がいなくって

そりゃ理想が高いからと
友達によく言われますけど
妥協して付き合いたくない
んです

私の理想は、端正な顔立ち
高収入、高身長、家が次男
こんな物件、早々あるわけ
無いの分かっています

でも、神様は私に味方を
してくれたんです

先週の合コンでまさに
理想の彼氏に出会うなんて

向こうも、私の事が気に
いってくれて
今日が初デート!!

ぜって〜物にする

将来の旦那様が
見えて来た

まだこっちに気づいてないみたい

はぁ〜何て格好いいんだろう
見惚れてしまう

あ、

走っている子供が
旦那様にぶつかった

大丈夫かしら

それも子供の持っていた
アイスクリームが
ズボンに付いてる

何してるの?

何で青筋立てて
子供の襟首掴んでるの?

母親が青ざめた顔で走って来た

凄い剣幕で彼氏が怒っている

何、土下座させるの?

何で?吹けば取れるじゃない

何で皆無視してるの?

あ、ダメ変なこと考えちゃ
もうあんな理想の彼氏
何て見つからないわよ

私はもう30代目の前なのよ

これを逃したら終わりよ

これをの...理想...
の....かれ.....
........終わり

何が?

あ、子供が泣いている

ブチ

あ、私の中で何かが切れた

「ごめんなさい、待った?」

「いや全然、でも、これ
見てよ〜ブランドも
              ん?
何で手をグウにしてるの?」

私はニコと笑い、このクソ男の
顔面に怒りの鉄拳食らわせました

「痛って〜何するんだよ
悪いのは、そこのクソガキ
と母親だろ」

クソ男は半泣き状態で
怯えるように言ってたが

無視をして土下座をしている
母親を起こして

「もう、大丈夫ですよ」
と言ったあとに

クソ男を睨みつけ

「あんた何様よ、どんだけ偉いん
だが、知らないけどね
やっていいこと、悪い事が
あるんだよ!!
アイスがぶつかったぐらいで
ピーイピーイ言ってんじゃない
わよ!!」

それを聞いたクソ男は
走って逃げて行きました

私はそれを見て我に帰り
やってしまったと後悔しました

あーーー将来の旦那が〜
逃げて行く〜

私は肩を落として落ちこんでると

「どうも、
ありがとうございました」

後ろを振り返ると母親と
子供が頭下げていました

子供は泣き止んでいて
顔を上げて

「おばちゃんカッコイイ」

「お姉さんでしょう!!」と
子供に軽いゲンコツを
しながら笑いました


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