2013年11月24日日曜日

(エレベーター)2

(エレベーター)



ある雨の強い夜

男が友人のマンションに

行くため

エレベーターに乗った


13階のボタンを

押して扉が閉まるのを

待っていると


閉まる直前に

「すみません。乗ります」

黒パーカーで

胸に野球チームのロゴが入ってる

フードを被った男が

走りこんで来た


男は開けるボタンを

押して入れてあげた


「ありがとうございます」

黒パーカーは頭を

下げて

こちらを見ながら

睨んだ目つきで

9階のボタンを押した


5階まで進んだ所で

ドカン

と、凄い衝撃音がして

エレベーターの電気が

消えて、動きが止待った


薄暗い非常灯がつき

男は非常ボタンを

押して

「すみません!エレベーターが

止まりました」

と言うと

スピーカーから

「こちら、エレベーター管理

会社です

今、近くで雷が落ちて

停電したみたいなんで

止まったみたいです

でも、すぐ電気が

復旧するんで

少しの間お待ちください」


「分かりました」

男は溜息をついて

黒いパーカーの男の人に

苦笑いをした


「だ、そうです。しばらく

待ちますか」


「しょうがないですね」

黒いパーカーも苦笑いで

返した時


男の携帯電話が鳴り

見ると友達からだった


男「もしもし」


友達「よう、今どこ?」


男「今エレベーター

乗ってる途中でとまちゃて

さあ、閉じ込められてんだよ

でも、すぐに電気が復旧する

みたいだから、すぐ行くよ」


友達「そうか、分かった

じゃあ待ってるよ


あ!そうだ、さっきさあ

テレビで

ここの近くで殺人事件があった

みたいなんだよ

女性が殺されたみたいで

犯人が逃亡中なんだよ


なんか、黒いパーカーで

胸に野球チームのロゴ

が入ってる奴が

犯人らしいんだよ


もしかしてその犯人と

一緒に乗っていたりして」


男の顔が血の気が無くなり

青くなった


振り返ると黒いパーカーが

こちらをみいている


男「分かった!普及したら

すぐ行くな」

と言って

直ぐに電話を切った


黒いパーカー

「どうしたんですか?

顔色が良くないですよ?」


「そんな事ないですよ

非常灯のせいじゃないですか?」


黒いパーカー

「そうですか

そう言えば、さっきサイレンが

あちらこちらで

鳴っていましたね

何か、あったんですかね?」


「え、え、さあ?

わかりませんね」

男の額から汗が出て来た


黒いパーカー

「大丈夫ですか?

何か、凄い汗が出てますよ」


「すみません、汗かっきなんで

暑いですよね」


黒いパーカー

「暑い?

そうですか?今11月ですよ」


黒いパーカーが男の顔を

ジッと睨みつけて

見ている


「暑がりなんですよ

はははははぁ」


黒いパーカーが

リュウクに手を入れ

何かを探し始めた


その瞬間エレベーターの

蛍光がつき

動き始めた


「お待たせしました

電気が復旧完了しました

もう、大丈夫です」


「わかりました

ありがとうございます」


黒いパーカー

「良かったですね

復旧して」


「そうですね

これで、一安心ですね」


黒いパーカーは

まだ、リュウクから何かを探してる


9階につき

扉が開いても

黒いパーカーは出ようとしない


手の動きが止まり

男に近きながら

リュックから手を出した
















黒いパーカー

「これで、汗吹いて下さい」


黒いパーカーがハンカチを

男に渡した


「それ、あげますよ

最初にエレベーター開けてくれた

お礼です

最初ビックリしましたよ

同じ(((黒いパーカー)))来ているの

を見て

同じ野球チームの

ファンなんですね

それじゃ」


そう言って

黒いパーカーはエレベーターから

降りた


扉が閉まると

携帯電話が鳴り

出ると友達だった


「おい!大丈夫か

言いにくいけど...........


さっきの殺人事件の被害者

お前の彼女みたいだぞ


直ぐに警察に行った方が

いいぞ!

俺も行くよ

今エレベーターの前にいる」


「.................分かった」


男はポケットから血のついたナイフを

取り出した




男は呟くように


「俺を騙して浮気した報いを

受けてもらうよ」



13階につき扉が開いた


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