2014年12月10日水曜日

スイッチ

スイッチ




今、友達と二人で
外を歩いている

自分の右側には、威圧感のある
冷たいコンクリートの高い塀が
先が見えないぐらい続いてる

今日は、友達が引越した先に
遊びに来たのに

友達
「近くに美味しいコーヒーが
飲める喫茶店を見つけたんだ
そこへ行こう」と

部屋にも上がらせずに
出かけている

まぁ、昔から
変わり者の友達だから気には
しないが

よくここに引っ越しを
したもんだと逆に関心する

自分
「よくお前もここに
引っ越したな」

友達
「なんでだよ
駅から近し
美味しい喫茶店はあるし
それに家賃は、安いし
言う事無いだろう」

自分は、歩きながら
高い塀を見て言った

自分
「でもな
気味が悪く無いか?
こんなのが近くで」

友達が気味が悪い笑みを
浮かべながら自分に言った

友達
「あ〜これね
逆だよ、これが近くあるから
引っ越したんだよ
面白いじゃん
住んでる近くに
刑務所があるなんて」

自分は思わず笑ってしまった
全く呆れる
その変わった思考回路

友達が塀を見てから
自分に真顔で言った

友達
「噂で聞いたんだけど
今日な死刑執行が
行われるらしいよ

五年前に連続通り魔で
捕まった奴だよ」

そう言いながら
友達は、右手を首に当てて
首をくくる真似して
自分を怖がらせた

自分
「止めろよ
悪趣味だな」

友達
「あとなもう一つ
面白い噂を聞いたんだ」

自分
「なんだよ
まだ、あんのかよ」と
言いながらも自分も
こういう手の話が好きだから
いつも、嫌な顔しながらも
聞いてしまう

友達
「いいから聞いてよ
死刑執行が行われる時て
死刑囚を13階段上がらせて
そこには首吊り用のロープが
あって
刑務官が、そのロープを
死刑囚の首に潜らせて
スイッチを押すと
ブーーというブザー音が鳴り
死刑囚の床が開いて落ちる
仕組みなのは知ってるよな」

自分
「知ってるよ
そのスイッチは、三つあって
刑務官が、同時に押して
誰か押したか分からない用に
なってるんだろ?
都市伝説みたいもんじゃん」

友達
「そうなんだよ
あれは、ワザと世間に流した
偽物情報で
真実は違うだよ
刑務官は、スイッチを
押さないだよ」

自分
「何を言ってんだよ」

友達
「刑務官だって人の子
いくら凶悪犯罪者だって
人殺しのスイッチなんか
押したくない

罪悪感が生まれて精神的に
苦しんでしまうから

でも、押さないと
死刑執行が行わらない

じゃあ誰がスイッチを押すか?と
なるよな」

自分
「確かにそうなるな
いいから早く教えろよ」

友達
「一般市民だよ
うちら一般市民に
死刑執行のスイッチを
押させてるんだよ」

自分
「はぁ?何言ってるの
何処にそんなスイッチが
あるんだよ?
普段の生活でスイッチを
押すなんて部屋の電気か
テレビのリモコンぐらいだぞ」

友達
「全部ハズレ 
一般市民が普段の生活で
知らず識らずのうちに
押させてるんだよ

スイッチをね

知らぬが仏て奴さ

あっ
ここの横断歩道を渡った先に
喫茶店があるんだよ」

そう言いながら
友達が歩行者信号機の所で
止まった

自分
「たくっ
勿体ぶらせやがって」

青になってから
話の続きを聞こうとして
自分は歩行者信号機のボタンを押した

カチャ

友達
「死刑が執行されました」

自分
「え?」

友達
「冗談だよ
お前言ってたじゃん
都市伝説みたいなもんだろって
美味しいコーヒーを
飲み行こうぜ」

友達は、先に
信号機が青に変わった横断歩道を
冷たい塀を背に歩いて行ったが

自分は、冷たい塀の
奥から何かが聞こえたよな
気がした

微かに塀の奥から聞こえた
ブーーというブザー音

恐怖心が湧いてきて

急いで友達の背中を
追いかけた

スイッチ




今、友達と二人で
外を歩いている

自分の右側には、威圧感のある
冷たいコンクリートの高い塀が
先が見えないぐらい続いてる

今日は、友達が引越した先に
遊びに来たのに

友達
「近くに美味しいコーヒーが
飲める喫茶店を見つけたんだ
そこへ行こう」と

部屋にも上がらせずに
出かけている

まぁ、昔から
変わり者の友達だから気には
しないが

よくここに引っ越しを
したもんだと逆に関心する

自分
「よくお前もここに
引っ越したな」

友達
「なんでだよ
駅から近し
美味しい喫茶店はあるし
それに家賃は、安いし
言う事無いだろう」

自分は、歩きながら
高い塀を見て言った

自分
「でもな
気味が悪く無いか?
こんなのが近くで」

友達が気味が悪い笑みを
浮かべながら自分に言った

友達
「あ〜これね
逆だよ、これが近くあるから
引っ越したんだよ
面白いじゃん
住んでる近くに
刑務所があるなんて」

自分は思わず笑ってしまった
全く呆れる
その変わった思考回路

友達が塀を見てから
自分に真顔で言った

友達
「噂で聞いたんだけど
今日な死刑執行が
行われるらしいよ

五年前に連続通り魔で
捕まった奴だよ」

そう言いながら
友達は、右手を首に当てて
首をくくる真似して
自分を怖がらせた

自分
「止めろよ
悪趣味だな」

友達
「あとなもう一つ
面白い噂を聞いたんだ」

自分
「なんだよ
まだ、あんのかよ」と
言いながらも自分も
こういう手の話が好きだから
いつも、嫌な顔しながらも
聞いてしまう

友達
「いいから聞いてよ
死刑執行が行われる時て
死刑囚を13階段上がらせて
そこには首吊り用のロープが
あって
刑務官が、そのロープを
死刑囚の首に潜らせて
スイッチを押すと
ブーーというブザー音が鳴り
死刑囚の床が開いて落ちる
仕組みなのは知ってるよな」

自分
「知ってるよ
そのスイッチは、三つあって
刑務官が、同時に押して
誰か押したか分からない用に
なってるんだろ?
都市伝説みたいもんじゃん」

友達
「そうなんだよ
あれは、ワザと世間に流した
偽物情報で
真実は違うだよ
刑務官は、スイッチを
押さないだよ」

自分
「何を言ってんだよ」

友達
「刑務官だって人の子
いくら凶悪犯罪者だって
人殺しのスイッチなんか
押したくない

罪悪感が生まれて精神的に
苦しんでしまうから

でも、押さないと
死刑執行が行わらない

じゃあ誰がスイッチを押すか?と
なるよな」

自分
「確かにそうなるな
いいから早く教えろよ」

友達
「一般市民だよ
うちら一般市民に
死刑執行のスイッチを
押させてるんだよ」

自分
「はぁ?何言ってるの
何処にそんなスイッチが
あるんだよ?
普段の生活でスイッチを
押すなんて部屋の電気か
テレビのリモコンぐらいだぞ」

友達
「全部ハズレ 
一般市民が普段の生活で
知らず識らずのうちに
押させてるんだよ

スイッチをね

知らぬが仏て奴さ

あっ
ここの横断歩道を渡った先に
喫茶店があるんだよ」

そう言いながら
友達が歩行者信号機の所で
止まった

自分
「たくっ
勿体ぶらせやがって」

青になってから
話の続きを聞こうとして
自分は歩行者信号機のボタンを押した

カチャ

友達
「死刑が執行されました」

自分
「え?」

友達
「冗談だよ
お前言ってたじゃん
都市伝説みたいなもんだろって
美味しいコーヒーを
飲み行こうぜ」

友達は、先に
信号機が青に変わった横断歩道を
冷たい塀を背に歩いて行ったが

自分は、冷たい塀の
奥から何かが聞こえたよな
気がした

微かに塀の奥から聞こえた
ブーーというブザー音

恐怖心が湧いてきて

急いで友達の背中を
追いかけた

スイッチ




今、友達と二人で
外を歩いている

自分の右側には、威圧感のある
冷たいコンクリートの高い塀が
先が見えないぐらい続いてる

今日は、友達が引越した先に
遊びに来たのに

友達
「近くに美味しいコーヒーが
飲める喫茶店を見つけたんだ
そこへ行こう」と

部屋にも上がらせずに
出かけている

まぁ、昔から
変わり者の友達だから気には
しないが

よくここに引っ越しを
したもんだと逆に関心する

自分
「よくお前もここに
引っ越したな」

友達
「なんでだよ
駅から近し
美味しい喫茶店はあるし
それに家賃は、安いし
言う事無いだろう」

自分は、歩きながら
高い塀を見て言った

自分
「でもな
気味が悪く無いか?
こんなのが近くで」

友達が気味が悪い笑みを
浮かべながら自分に言った

友達
「あ〜これね
逆だよ、これが近くあるから
引っ越したんだよ
面白いじゃん
住んでる近くに
刑務所があるなんて」

自分は思わず笑ってしまった
全く呆れる
その変わった思考回路

友達が塀を見てから
自分に真顔で言った

友達
「噂で聞いたんだけど
今日な死刑執行が
行われるらしいよ

五年前に連続通り魔で
捕まった奴だよ」

そう言いながら
友達は、右手を首に当てて
首をくくる真似して
自分を怖がらせた

自分
「止めろよ
悪趣味だな」

友達
「あとなもう一つ
面白い噂を聞いたんだ」

自分
「なんだよ
まだ、あんのかよ」と
言いながらも自分も
こういう手の話が好きだから
いつも、嫌な顔しながらも
聞いてしまう

友達
「いいから聞いてよ
死刑執行が行われる時て
死刑囚を13階段上がらせて
そこには首吊り用のロープが
あって
刑務官が、そのロープを
死刑囚の首に潜らせて
スイッチを押すと
ブーーというブザー音が鳴り
死刑囚の床が開いて落ちる
仕組みなのは知ってるよな」

自分
「知ってるよ
そのスイッチは、三つあって
刑務官が、同時に押して
誰か押したか分からない用に
なってるんだろ?
都市伝説みたいもんじゃん」

友達
「そうなんだよ
あれは、ワザと世間に流した
偽物情報で
真実は違うだよ
刑務官は、スイッチを
押さないだよ」

自分
「何を言ってんだよ」

友達
「刑務官だって人の子
いくら凶悪犯罪者だって
人殺しのスイッチなんか
押したくない

罪悪感が生まれて精神的に
苦しんでしまうから

でも、押さないと
死刑執行が行わらない

じゃあ誰がスイッチを押すか?と
なるよな」

自分
「確かにそうなるな
いいから早く教えろよ」

友達
「一般市民だよ
うちら一般市民に
死刑執行のスイッチを
押させてるんだよ」

自分
「はぁ?何言ってるの
何処にそんなスイッチが
あるんだよ?
普段の生活でスイッチを
押すなんて部屋の電気か
テレビのリモコンぐらいだぞ」

友達
「全部ハズレ 
一般市民が普段の生活で
知らず識らずのうちに
押させてるんだよ

スイッチをね

知らぬが仏て奴さ

あっ
ここの横断歩道を渡った先に
喫茶店があるんだよ」

そう言いながら
友達が歩行者信号機の所で
止まった

自分
「たくっ
勿体ぶらせやがって」

青になってから
話の続きを聞こうとして
自分は歩行者信号機のボタンを押した

カチャ

友達
「死刑が執行されました」

自分
「え?」

友達
「冗談だよ
お前言ってたじゃん
都市伝説みたいなもんだろって
美味しいコーヒーを
飲み行こうぜ」

友達は、先に
信号機が青に変わった横断歩道を
冷たい塀を背に歩いて行ったが

自分は、冷たい塀の
奥から何かが聞こえたよな
気がした

微かに塀の奥から聞こえた
ブーーというブザー音

恐怖心が湧いてきて

急いで友達の背中を
追いかけた


スイッチ




今、友達と二人で
外を歩いている

自分の右側には、威圧感のある
冷たいコンクリートの高い塀が
先が見えないぐらい続いてる

今日は、友達が引越した先に
遊びに来たのに

友達
「近くに美味しいコーヒーが
飲める喫茶店を見つけたんだ
そこへ行こう」と

部屋にも上がらせずに
出かけている

まぁ、昔から
変わり者の友達だから気には
しないが

よくここに引っ越しを
したもんだと逆に関心する

自分
「よくお前もここに
引っ越したな」

友達
「なんでだよ
駅から近し
美味しい喫茶店はあるし
それに家賃は、安いし
言う事無いだろう」

自分は、歩きながら
高い塀を見て言った

自分
「でもな
気味が悪く無いか?
こんなのが近くで」

友達が気味が悪い笑みを
浮かべながら自分に言った

友達
「あ〜これね
逆だよ、これが近くあるから
引っ越したんだよ
面白いじゃん
住んでる近くに
刑務所があるなんて」

自分は思わず笑ってしまった
全く呆れる
その変わった思考回路

友達が塀を見てから
自分に真顔で言った

友達
「噂で聞いたんだけど
今日な死刑執行が
行われるらしいよ

五年前に連続通り魔で
捕まった奴だよ」

そう言いながら
友達は、右手を首に当てて
首をくくる真似して
自分を怖がらせた

自分
「止めろよ
悪趣味だな」

友達
「あとなもう一つ
面白い噂を聞いたんだ」

自分
「なんだよ
まだ、あんのかよ」と
言いながらも自分も
こういう手の話が好きだから
いつも、嫌な顔しながらも
聞いてしまう

友達
「いいから聞いてよ
死刑執行が行われる時て
死刑囚を13階段上がらせて
そこには首吊り用のロープが
あって
刑務官が、そのロープを
死刑囚の首に潜らせて
スイッチを押すと
ブーーというブザー音が鳴り
死刑囚の床が開いて落ちる
仕組みなのは知ってるよな」

自分
「知ってるよ
そのスイッチは、三つあって
刑務官が、同時に押して
誰か押したか分からない用に
なってるんだろ?
都市伝説みたいもんじゃん」

友達
「そうなんだよ
あれは、ワザと世間に流した
偽物情報で
真実は違うだよ
刑務官は、スイッチを
押さないだよ」

自分
「何を言ってんだよ」

友達
「刑務官だって人の子
いくら凶悪犯罪者だって
人殺しのスイッチなんか
押したくない

罪悪感が生まれて精神的に
苦しんでしまうから

でも、押さないと
死刑執行が行わらない

じゃあ誰がスイッチを押すか?と
なるよな」

自分
「確かにそうなるな
いいから早く教えろよ」

友達
「一般市民だよ
うちら一般市民に
死刑執行のスイッチを
押させてるんだよ」

自分
「はぁ?何言ってるの
何処にそんなスイッチが
あるんだよ?
普段の生活でスイッチを
押すなんて部屋の電気か
テレビのリモコンぐらいだぞ」

友達
「全部ハズレ 
一般市民が普段の生活で
知らず識らずのうちに
押させてるんだよ

スイッチをね

知らぬが仏て奴さ

あっ
ここの横断歩道を渡った先に
喫茶店があるんだよ」

そう言いながら
友達が歩行者信号機の所で
止まった

自分
「たくっ
勿体ぶらせやがって」

青になってから
話の続きを聞こうとして
自分は歩行者信号機のボタンを押した

カチャ

友達
「死刑が執行されました」

自分
「え?」

友達
「冗談だよ
お前言ってたじゃん
都市伝説みたいなもんだろって
美味しいコーヒーを
飲み行こうぜ」

友達は、先に
信号機が青に変わった横断歩道を
冷たい塀を背に歩いて行ったが

自分は、冷たい塀の
奥から何かが聞こえたよな
気がした

微かに塀の奥から聞こえた
ブーーというブザー音

恐怖心が湧いてきて

急いで友達の背中を
追いかけた









































2014年12月5日金曜日

ドライブ

ドライブ





助手席の窓から
流れる景色を見ながら
ラジオから外国の女性の歌と
彼の話を聞いていた

彼は、いつも楽しそうに
車の話をする

私に話たって
しょうがいないのに

私は、車に興味がないから
何を言ってるのか
全く分からない

ラジオから流れる
外国の女性の歌と同じ

でも
生き生きと子供みたいに
話す彼が好きで、
相槌をうって聞いてるふりを
してしまう

彼の話を聞けるのも
彼の車に乗るのも
今日で最後

別れを言わなきゃいけない

私のお腹の中には
赤ちゃんがいるから

当然だけど彼の子

多分
彼に言ったら
降ろせと
言うだろう

彼は、私なんかより
車が大好き
給料のほとんどを車に費やして
しまう

子供が産まれたら
趣味の車なんか出来なくなる

私は、降ろしたくない
彼の子を産みたい

だから

「おい、どうした
今日は、いつもよりなんか
暗いな?調子でも悪いか?」

「あのね
話したい事があるの」

「なんだよ
話したい事って?」

「出来ちゃったみたい」

「え?何が?」

「赤ちゃん」

彼に打ち明けた瞬間
トンネルに入り
ラジオから流れていた
外国の女性の歌が消えた

重い空気と沈黙と
走行音の車の中
彼は、何も発せず
ただ黙っていった

分かっていた
こうなる事を

でも、心配しないで
私は、1人でも生きていける

赤ちゃんが、出来た時
そう、決めたの

貴方には無理

私を誘って色んな所へ
ドライブしてくれるのが
楽しかった

ありがとうねぇ

でも

もう、お別れ

「別れ.....」

「結婚しよう」

「え?何言ってっるの?」

「だから、結婚しよう」

「車.....は?」

「そろそろ遊ぶの
一旦止めよと思っていたんだよ
この車も売らないとな
赤ちゃんが生まれるから
ファミリーカーにしないと」

「いいの?」

「いいも悪いもあるか
俺は、親父なるんだぜ

でも
ごめんな
ちゃんとプロポーズしようと
思っていたのに
こんなドライブ中になっちゃて」

「.....う.....う....うわぁぁぁぁ」

トンネルを抜けて
また、祝福するかのように
外国の女性の歌が
聞こえてきた

私は、涙が止まらなかった
彼の事を誤解していた
自分の悔しさと
喜びの混じった涙

「おい、泣くなよ?、もう
はい、ティッシュ

別に趣味の車を捨てた
わけじゃないからな

子供も大きくなって
俺たちの元から巣立ったら

また、趣味の車やるからねぇ」

「.....うん」

「また二人で
ドライブをして色んな所に行こう
その時は、
助手席に乗ってくれるか?」

「うん」

「俺の
赤ちゃんが出来たのか」

彼が私のお腹を摩ろうと
片手をハンドルを離そうとした

「ハンドルは両手!
もう、スピード出さない!
安全運転!分かった!」

「怖!
分かりました
もう、一人前の母親かよ」

「この子が
巣立つまでわね」




2014年11月19日水曜日

笑う

笑う




「でさぁ聞いて
もう、嫌になっちゃうよ
うちの親がさぁ
超むかつくの.」

「そうなんだ」


下校時間
誰もいない学校屋上で

友達と二人で
お喋りしていた

いつも
学校終わりに屋上で
友達と喋るのが日課なっている

でも

今日は、友達がよく喋る
満面の笑みでニコニコと
何かを隠すように

いつもは、好きな人の話を
するのに
今日は、一言も話題に出ない

私は、知っていた

友達の好きな人に
彼女が出来た事を

友達が、急に黙り始めた

「どうしたの?」

友達
「ねぇ、知ってる?
あいつに彼女出来たんだって」

「........うん、知ってる」

友達
「私、馬鹿だよね
早く告白すれば良かったのに
中々勇気出なくってさぁ」

「うん」

友達
「でも、お似合いの
カップルだよ
彼女さん
見たけど可愛い子だったよ
私なんかより
お似合いじゃないかな
良かった、良かった」

「嘘つき」

友達
「嘘じゃないよ
本当にそう思ってるって」

「じゃあ
なんで泣いてるの?」

友達の目が涙目で
赤くなっているのを
私は、気づいていた

友達は、強がりで人前弱音を
吐くのが嫌いだ

本当は、強くもない癖に

友達は、慌てて
腕で目を拭いた

友達
「これね
目にさぁ
ゴミがはいちゃって
今日は、風が、強いねぇ
あのね女は、人前で
泣いちゃいけないの

いざと言う時に男の前で泣くか
それか
誰もいない1人の時に泣くもんだよ」

「誰もいないよ」

友達
「え、何言ってるの?」

「ハイ、私は、消えました

ここには、誰もいないよ
私もいない........貴方だけ

今、1人だよ」


友達は、目から
今まで我慢していた
涙が、沢山溢れ出てきて
クシャクシャな顔になった

友達
「........
う、う、わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

なんでよ
私の方が好きなのに

なんで彼女なんか
作るのよ!

悔しい
本当は凄い悔しい!

ううううう
わぁぁっぁぁぁぁっ」

私は夕日を見ながら
友達の横にいた

ただ友達の
泣き声を黙って聞いていた 

しばらくしてから
泣き声が止み
ガラガラ声になった
友達の声が聞こえた

友達
「ごめんねぇ
ありがと
なんか
溜まってる物全部出して
スッキリしたよ」

「何!その声
キモい!
貴方誰ですか?
もしかして宇宙人ですか?」

友達
「あんだと
てめー!
誰が宇宙人だって」


友達が、やっと
いつもどうり笑ってくれた


2014年11月5日水曜日

失敗作


失敗作



博士と助手が、実験室で
床に転がっている
失敗作を眺めていた

助手
「失敗したんですね」

博士
「そうだな
完全な失敗作だ」

助手
「成功すると思っていたん
ですけどね」

博士
「駄目だった
君が、実験室に来る前に
暴れ出してね
しょうがなく処分したよ」

助手
「そうだったんですか
残念です」

博士
「大丈夫だよ
失敗の原因は、分かっている
取り敢えず"これ"を処分
してくれないか
ほら、あのマシーンで」

助手
「あの1000℃の高温で
完全に焼きつくす機械ですか
分かりました」

助手は失敗作を荷車に乗せて
失敗作を見つめていた

助手
「成功すると思ったんですけどね
こうやって見ても
本当よく出来ている
"博士"そのものですね
失敗の原因は、なんですか?」

博士
「それは
私のクローンを作ろうと
したことかな
体も記憶も全部全く
同じに作ってしまった事」

助手
「博士.........貴方は
本物ですよね?」

博士
「大丈夫
私は、本物のだよ
自分のクローンを作って
仕事や嫌な事を全部
クローンに任せようと
したのが
間違えだったよ
早くその失敗作を
処分してくれ
早く帰って妻と食事しなきゃ
いけないんだ」

助手
「.........分かりました」

助手は、失敗作を乗せた
荷車を機械の所まで押してる時
失敗作の左手の薬指に目が止まった

そこには
金の指輪がはまっていた






2014年10月26日日曜日

red or blue

赤か青か







「上から見下ろす
横浜の夜景て綺麗ね」

「そうだね
この日の為に
最上階のスイートルームを
用意したからね」

「ありがとう  チュウ💋」

「当たり前じゃないか
今日ここで、君と最後を迎えるだから
最高の場所を選んだんだよ」


どうも、皆さん

さっき、彼女に言ったとうり
最上階の
値段が、馬鹿高いスイートルーム
に浮気相手といます

実は、ですね

今から彼女と、ここで
心中しようと、してるんですよ

「本当に私と死んでくれるの?」

「当たり前じゃないか!
だから、ここ用意したんだよ
君の為に」

嘘です、嫌です
なんで、遊び相手ごときに
死なないと、いけないんですか?

まっぴら御免です

ちょと
遊んで、あげただけなのに

本気なちゃうだもんな〜

モテる男は、参りますよ

俺には、愛する妻子が、いるんですよ

彼女に飽きちゃたから

一週間前にBARで

彼女に嘘をつきました

「妻に、浮気の事が
バレたんだ
君の事は、大好きだけど
妻に別れてと言われて.........」

そしたら
この女、なんて言ったと
思います?

「貴方を殺して、私も死ぬわ!」

あの時は、ヤバかったです
もう、目がマジで
体の芯まで凍えそうでした

このままでは、マズイ
殺されると思い

俺は、ある事を閃きました

「分かった!一緒に死のう
俺も君とは、別れたくない
別れるぐらいなら
心中でもしよう
一週間、時間をくれ
俺が準備と場所を用意するから」

「分かったわ.........
ありがとう」

馬鹿な女ですよね
一緒に死ぬわけないだろ

死ぬのは、お前一人だけだよ



「見せてくれる、例の物」

「これね、ハイ」

「わぁ、綺麗
青い瓶と赤い瓶に
入っているのね」

皆さん
私は、二つの瓶を用意しました

瓶の中には
青酸カリの入ったカプセルの
赤い瓶と

風邪薬のカプセルが入った
青い瓶

当然
彼女には、赤い瓶を飲んで貰います


「開けて見ていい?」

「うぅ、ん、いいよ」

おい、おい、出すんじゃねーよ
分からなくなるだろ

「あ、流れ星!」

「本当?」

「あーー〜もう消えちゃたわよ
今、窓見ても遅いわよ

カプセル、瓶に戻しておくね

そうだ
飲みやすいように
お水持ってくるね」

「ああ、頼むよ」


やられた〜〜〜〜〜〜!

あの女!
俺が目をそらしている、うちに
カプセルを入れ替えやがったな!

どっちだ!どっちだ!

毒の瓶はどっちだ!

もしかしてら
入れ替えて無いかもしれない

分からない

赤か、青か?

「ハイ、お水
じゃあ、一緒に飲みましょうか?
瓶、頂戴❤️」

皆さん今から
私は一世一代の大勝負をします

「ハイ、青い瓶」

赤で行きます

彼女事だから
絶対にカプセルをすり替えたと
踏みました

「じゃあ、行くよ」
「......分かった」

男、女
「パク

ゴクゴクゴク

プハァ〜」

さあ、どっちだ!
俺か彼女か

頼む

俺じゃないでくれ










「苦しい......
ううううぅうう......」

よっしゃ!

俺じゃね〜〜〜〜〜!

皆さん
やりましたよ

勝負に勝ちました

おっと、いけない、いけない

俺も苦しむ演技しないと

「ううううううぅぅぅ
苦しい
ううううううぅ?」

あれ?

本当に苦しいぞ
胸が痛くなって来た

あれ?なんで?

女がこっちを向いて
笑ってる!

やられた、向こうが
演技だったのか

すり替えてなんて
いなかったのか


皆さん私は負けたみたいです

彼女を疑って
カプセルをすり替えたと
疑ってしまったばかりに


これで
皆さんともお別れです



皆さんに教訓です

「人を疑ってはいけない」
みたいですね


では
さようなら


ガク














あーー〜あ

先に死んじゃたみたい

どうも、浮気相手です
馬鹿な男ですねぇ

貴方の考えてる事なんて
全部お見通しなのに

でも
好きになっちゃたのよね

こんな
単純な男でも

私も、もう少しで
そっちに行きますから

待っていて下さいね❤️

お水全部ガブ飲みするから
先に死んじゅうのよ








青酸カリ入り
お水は美味しかった?

赤か青か
迷ってたけど

どっちのカプセルを飲んでも

ふふふふふふぅ

皆さんに教訓です

「人を疑う時は全部を疑え」


では

先に行った馬鹿な男のいる
あの世に行って来ます

ガク



2014年10月9日木曜日

ゴミ

ゴミ





助手

「おめでとうございます

博士やっと完成しましたね」


博士

「そうだな

これで、私の夢が叶うよ」


助手

「まさか、博士が

環境の事を考えてる何て

思いませんでしたよ」



博士

「そうか.........


悪いけど

この世紀の大発明を世間に

発表したいんだ

記者会見を準備してくれないか?」


助手

「分かりました

直ぐに準備します」



助手は、駆け足で研究室を出て

いろんなマスコミに電話をして

記者会見の準備をした



研究室には

世界各国から大勢のマスコミが

集められ


記者会見が始まった


博士

「よく、集まってくれました

これから、人類の歴史が

変わる世紀の大発明を

発表します」


記者

「早く教えて下さいよ」


博士

「そう、焦らないで下さい

では、これが

人類の歴史を変える

世紀の大発明です」


2mぐらいの布かかった物を

博士と助手が布を引っ張り

出て来た物は


周りを機械に囲まれて

中心に筒状の硝子の

中に神々しい光を放った物が

現れた


博士

「これぞ!世紀の大発明

"IED72"です!」


記者

「おおおお〜何か、凄いですね

眩く光ってる

この機械は、どんな機能が

あるんですか?」


博士

「この機械は、どんな物体でも

機械にインプットすれば

物体を分子レベルまで分解されて

消えてこの世から

消滅してしまう機械です」


記者

「お〜何と凄い

この機械は、何に使うんですか?」


博士

「ゴミだよ、ゴミ


今世界は、ゴミ問題

溢れている

この機械が、あれば

ゴミ何て、一瞬で消えてしまう


それに、この機械の範囲は

地球全体まで可能な機械だ


名前もそれに合わせてある


"I erase dust72"(ゴミを消す)の


頭文字を取って


I、E、D、だ


やっと、夢叶ったよ


この地球を綺麗にする事が出来る」


記者

「素晴らしいですね

夢の実現

おめでとうございます


確かにゴミ問題は、今や世界各国で

深刻化しています


あの〜質問があります


最初に何のゴミを消しますか?」



博士

「そうだな

じゃあ、ここで見せてあげよう」


記者

「是非お願いします」


博士は、機械に何かを

インプットした


博士

「これで、後は

ボタンを押すだけだ


そうだ


72の意味を言って無かったな

知りたいか?」


記者

「ハイ、是非とも

教えて下さい

72て?なんですか?」






博士

「72億人だよ」







記者

「72億人.........もしかして

世界の人口ですか?」


博士

「そうだ

72億人のゴミ


生きてる限りゴミを出し続ける


ゴミの中のゴミ


歴史が変わるって言ったがな


訂正するよ


人類の歴史が、お、わ、る、だ」


記者

「!」


助手

「博士!押しちゃダ.........」





カチャ








意識

意識








ある精神病院の診察室で

ある男が

先生に向かって

青白い顔で必死に訴えていた


「先生、聞いて下さい

私もう、気が狂って

死にそうです!」


先生

「まぁ、落ち着いて

何が?死にそうなんですか?」


「気になるです

他人の行動が

気になり過ぎで頭がおかしくなりそうなんです」


先生

「他人の行動?

どんな行動が気になるですか?」


「他人の色んな自分勝手な行動が

気になるです


例えば

信号で、前の車が右に曲がるのに

ウインカーを出さない奴をみたり


ゴミをポイ捨てする奴をみたり


人にぶつかっても

謝らない奴とか


些細な事なんですけど

そういう所に

つい意識が集中しちゃて


嫌な気持ちになるんです


気が弱いから

注意する事も出来ないし


それもまた

嫌な気持ちになって


ドンドン積もって行くです


皆から

「そんな事気にしないで

流せよ」て言いますが


流せないで

考え込んちゃうです


だから


外にも出たくないし

家に居たいけど


仕事もあって

通勤しなきゃいけないし


家庭もあって

休日は、一人娘とカミさんを

家族サービスしなきゃいけなし


もう

頭がおかしく、なりそうです!」





男は、頭を抱え込んで

蹲ってしまった


先生は右手で

男の肩を優しく叩いた





先生

「う〜ん

 強迫性人格障害かもしれません


物事すべてにおいて

つねに完璧でなければ我慢できず


こだわりを持つ事なんですが


それが、余りにも強すぎて

精神を蝕んでいますね」




男は、先生の叩いた右手を

両手で強く握り


顔歪めて必死に訴えた




「お願いします

どうか、私を助けて下さい

お願いします」


先生は、男の顔少し見てから

眉間に皺を寄せて

考え込んでから


重い口を開いた



先生

「分かりました

症状が酷いみたいですから

"ある新薬"を使いましょう」


「新薬?」


先生

「ハイ

実は、また認可されてない

新薬があるんです


人間の意識を和らげる薬で


砕いて言うと

考え込まなくなる薬です


認可されてない

薬を処方するのは、違法なんですけど.........」



「是非!お願いします

その"新薬"下さい」



男は、笑顔で足取りも軽く

精神病院を出た


既に病院で

一錠のカプセルを飲んでいる


男は周りを見渡した


彼処に違法駐車がある


サラリーマン風のおじさんが

ポイ捨てした


でも、男は全然気なら無かった


今までの、気にしていた事が

馬鹿みたい思えた





一週間後



診察室で、生まれ変わったように

明るい顔の男が

先生に笑顔で語ったいた



「もう〜先生聞いて下さいよ

あの薬のお陰で

人生が180度変わりました


全く他人の事が気にならなく

なりましたよ


家族や同僚からも

明るくなったと言われて


喜んで貰ってます


もう、先生には、何と感謝していいか」


男が先生に握手を求めたが


先生は、苦い顔して

握手を拒否した


先生

「そうですか


あの"新薬"認可は

無理みたいで.........


もう、これ以上あの薬を

お渡しする事が.........」


男は、立ち上がり

先生の肩を摑んだ



「何を言ってるんですか?

今更

俺は、もう!あの薬が無きゃ

生きていけません!」


先生

「大丈夫、落ち着いて下さい

これから、ユックリ

薬無しで治療しましょ」


「無理です

とても、とても

先生は、俺を殺すきですか?


あの薬が無いと.........

お願いします


お金なら幾らでも払います


だから、お願いします」


男は、先生の足元にしがみつき

泣き崩れた


先生

「すみません

私にも責任があります


薬をお渡ししますが

減らして行きましょ


それでいいですか?


あの薬は、依存すると..意識が.......


「先生!

ありがとうございます

ありがとうございます」


男は先生の話を聞いていなかった

ただ、薬が手に入るという

安堵で頭がいっぱいになり


何度も頭を下げた



次の日




会社のディスクの前で

男が仕事をしていると


上司が凄い形相で

走って駆け寄って来た


上司

「君!大変だよ!

君が進めた新商品に欠陥が

見つかり生産中止になったぞ

どうするんだよ?

見切る発車だっていたったろ!

億を超える損害だぞ!」


男は、ポカンとした顔を

してから

上司に笑顔で平然と言い放った


「大丈夫ですよ

大丈夫


何とかなりますって

余り考え混まない方がいいですよ


(ブンーーーーーッん)


ごめんなさい

ちょっと

電話が入ったんで」


上司

「君!」


上司の怒鳴り声を無視して

男は、携帯電話に出た


「もしもし


お前か、なんだよ

仕事中だぞ


うん、うん、うん


そうか、分かった

今仕事中だから切るな


そんな、気にするなよ


なんとかなるよ


「¥&¥#%+^%%!」


そう、怒鳴るって


じゃあ、切るな


ピッ」


上司は心配そうな顔で、男に聞いた


上司

「何か、奥さん

叫んでいなかったか?


こっちまで聞こえて来たぞ

大丈夫か?」


「大丈夫ですよ

何かうちの子供が







"車に引かれて死んだ"








みたいなんですよ


そんなに慌てる

こと無いのに


何慌ててるんだか

笑ちゃいますよね」


上司

「.........君....」


「どうしたんですか?

駄目ですよ

暗い顔しちゃ

こういう時は、気にしないで


笑うのが一番



あはははははははははははははは

はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは」





男は、

周りの空気を"意識"せずに笑い


笑い声が社内に響いた