2014年2月7日金曜日

因果応報

(因果応報)






アパート   日曜日  19:20


男が自宅に帰って来て

ベッドに転がりポケットの

中を探り箱を出して開けた


箱の中から白い腕時計を出して

腕にはめて眺めていた


やっと、手に入れた

ずーっと欲しくって探していた

高級腕時計だ

今はあまり時計屋なんてないから

中々見つからなかったが

今日やっと見つけた

今日はなんてツイてる日だ


男はニヤニヤしながら

腕時計を見ていと


ズボンの後ろポケットに

しまってある携帯電話が鳴り


取り出して見てみると

会社の同僚だった


何だよ、こんな時間にと思いながら

電話に出た


「はい!もしもし

なんだよ!こんな時間に

今帰って来たばかりなんだぞ!」



同僚

「う、う、う、やっちまったよ

どうしよう?どうししよ?

ヤバイよ、ヤバイよ!」


同僚の声が震えていて

ただ事ではない事がすぐに

分かった


「何があった?おい?

何をしたんだ!」


同僚

「う、う、来てくれるか?

うちに来てくれるか?」


男のアパートから同僚のアパート

まで歩いて30分ぐらいに

ある場所だった

前に遊びに行った事があるから

知っている


「分かった!直ぐに行く!

いいからそこで待ってろ!」


男は電話を切り

急いで出る準備をして

外に出た







同僚アパート  19:40


アパートの居間には三人がいた


駆け付けた男

しゃがみ込んで動かない同僚

頭から血を流してる女


男は女を見てビックリした


同じ会社の部署の子だった


「おい!何があったんだ!」


同僚

「実は、お前に黙ってたんだけど

この子と付き合ってたんだ

でも、今日になって

この子がうちに来て別れたいと

言って来たんだ

何か元彼とよりを元したいと

言って来て

それで、頭に血が上って

近くにあったゴルフクラブで」


女の死体の近く血の付いた

ゴルフクラブが転がっていた


「警察に電話しよう!

もう、それしかない!」


男はズボン後ろのポケットから

携帯電話を取り出し

電話しようとした時


同僚に凄い力で腕を掴まれた


同僚

「待ってくれ!そしたら

俺の人生終わってしまう

刑務所なんて行きたくない!」


「でも!どうするんだよ!」


同僚

「何で、お前を呼んだか分かるか

お前しかいないんだよ」


男は同僚の顔見た


同僚

「利用できる奴が!


俺は知ってるんだぜ

お前が会社の金を横領しているの

その金で結構

女遊びや高価な物を買って

るみたいじゃね〜か!」


同僚は男をあざ笑っていた

男は同僚の襟首を掴み


「お前!知っていたのか!」


同僚

「あ〜そうさ!知っていたよ

もしもの為に

誰にも言わずにいて良かったよ

まさか、こんな所で

役に立つとは」


「お前て!奴は!」


男は拳を上げて殴ろうしたが


同僚

「もし、俺が捕まったら

お前の事も全部警察に喋るからな!

道連れだ!」


男は拳と同僚の襟首に掴んだ

手を離した


何て日だ!  最悪の日だ!


男は同僚を睨み


「じゃあ、どうするんだよ

この死体?」


同僚

「うちの近くにある

駐車場に自分の車が置いてある

今から車持って来るから

死体を乗せて山奥に捨てる」


「上手くいくのか?」


同僚

「大丈夫、いい場所を

知ってるから誰も来ない

いい場所が!」


「分かった

じゃあ、俺は待ってるから

車持って来いよ」


同僚は血の付いた

服脱ぎ

新しい服に着替えて

アパートを出る時


同僚

「裏切るじゃねーぞ」

と言い出て行った



男は頭を両手で頭をかがえた


何て日だ!最悪だ!

あいつが横領事を知ってい何て


それに......


男は死んでる女を見た


女の手が少し動いた


「う、う、助け、て、お願、い」


男は驚いた

女は死んでいない生きている!


慌てて女に近づき顔見た


「おい!大丈夫か!」


「お願い、助け、て、


貴方の事、は言って、ない、から


お願、い」


男の顔から血の気引いた


そうだ!元彼は俺だ

ただ遊び半分で寄りを戻しただけ

ほとんど体目的だ

彼女の愛情なんかない

今日も軽くデートしただけ


もし同僚に俺が元彼と

バレたら..............


女は男の手を握り

目から涙をこぼしていた


「お願い、お願い、たす、けて」


男は女の手外して


「大丈夫だから、おとなしく

していて」


男は立ち上がり


床に落ちている

血の付いたゴルフクラブを拾って



両手で持ち高く上げて

女の頭に降り下ろした



ダン!   



男はゴルフクラブを元の場所に

戻した



悪く思うなよ

二股していたお前が悪いんだ


ガチャ


扉の開ける音がして

振り返ると同僚が立っていた


「車持って来たか?」


同僚

「あ〜持って来たよ

それよりこのまま運ぶの

はキツイから

体をバラバラにしよう」


「マジかよ!

でも、どうやって切る」


同僚は台所にデカイ包丁を

取り出して男に見せた


同僚

「これなら!いけるだろう

取り敢えず彼女の服を脱がせて

くれ!」


男は黙って女の服を脱がせ始めた


もう、ここまで来たら

やるしかない


早く済ませて終わらせたい


そのおもいで脱がせていると


同僚が男の後ろに立った


男は怒った口調で


「何やってんだ

一緒脱がせるの手伝えよ!」


同僚

「ちょと気づいた事があるんだけど

いいか?」


「なんだよ、早くしろよ」







同僚

「なんで?

彼女と同じペアの白い時計してるんだ?」


「え?」




グサ!




今日はなんてツイてない日だ



ドサ



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