(困惑)
放課後の下校時間
二人の男子AとBが帰り道を
歩いている
二人は仲のいい友達同士だが
今日は二人の間に重い空気が
流れている
その原因はAにある
Aが登校してから
一言も喋っていない
Bが話掛けても
返事もせず
ただ深刻な顔して
黙ってるだけ
Bは困惑していた
B(え?俺なんか、したっけ
昨日Aを怒らせる事した?
何故黙ってる?
それに
何故一緒に帰ってる?
普通怒っていたら
別々に帰るだろ
なんか、知らんが
俺の横にくっついて
歩いて来た
んじゃ喋っれよ💢
嫌がらせですか?
怖いんですけど)
下を向いて歩いたAが
正面を向いて
重い口をやっと開いた
A
「あのさぁ
俺、好きな子に告白しようと
思うんだ」
B
「ん? え?え?
あ、あ、そうなんだ」
B(なんですか?
その決意表明
それが、黙っていた
原因ですか?
一日中考えてたの?)
A
「同じクラスのCさんに
告白しようと思うんだ」
Bはビックと体をが
動き
困惑した表情に
なった
A
「Bはどう思う?
告白した方がいいかな?
辞めた方がいいかな?」
今度はBが下を向いて
黙り始めた
A(何故黙るBよ
それもそのはずか
昨日Bの家から
Cが出て来るのを
見ちまったんだよ
知っていたぜ
Bが入学当初から
Cの事が好きになっていたの
実は俺もお前と同じ
Cに一目惚れしちまったんだ
Cを奪われて
悔しいけど
何より一番の友達に
黙って隠しているのが
一番嫌だった
Bよ
お前の口から聞きたいんだ)
下を向いて黙っていた
Bが正面を向いて
重い口を開いた
B
「止めた方が...........いいよ」
A
「何故だ!何故告白しちゃ
ダメなんだ!
教えてくれ!」
A(さぁ!言うんだB!
俺はもう覚悟は出来ている
大丈夫だ
俺の心配はするな
二人の事を祝福してやるよ
さぁ打ち明けるんだ)
B
「Cさんは...........
Cさんは...........
うちの {兄貴} と付き合って
いるんだ...........」
A
「え?え?え?え?
えーーーーーーーーー!
マジかよ、マジかよ!」
Bは涙目になり
力の無い声で
語り始めた
B
「いやーー参っちゃうよな
よりにもよって
うちの兄貴とは
実は俺も好きだったんだよ
Cさんの事
いつも、デート代けっちて
家でイチャイチャしてるんだぜ
もう、生き地獄だよ
はぁーもう死にたい〜よ
嘘、嘘、いつもCさんの
顔が家で観れてラッキーだよ
ははははぁーはぁー」
A
「Bよ
じゃあ何故?
涙目なんだ!」
B
「あれ〜おかしいな
目にゴミが入ったみたいだ
...........大きなゴミが...........」
A
「大きなゴミかぁ...........
俺にも入ったみたいだ
大きなゴミが...........」
二人は下を向いて
これ以上
口を開こうとしなかった
地平線に沈む夕日の光が
沈黙する二人を優しく照らしていた






