(モーニング)
(うーん、なんて朝日が
眩しいんだ)
カーテンの隙間からこぼれる
光が刺すように男の目を
捉えた
(今、06:20か
今日もいい天気だ)
男は目覚まし時計を見てから
ベッドに目をやると
彼女が
大の字で足を開き
掛け布団をはい出
イビキをかいて寝ているの
を見て
男はクスッと笑った
掛け布団を掛けてあげると
彼女から酒臭い匂いが
漂ってきた
男は鼻を摘まむみ
溜息ついた
昨日、彼女は帰りが遅かった
帰って来たのは深夜だ
男は寝ないで
起きて彼女の帰りを待っていた
電話しようとしたが
彼女は昨日電話で会社の人と
飲むと言っていたから
邪魔しちゃ悪いと思い
電話が出来なかった
(仕事の付き合いだから
しょうがない
でも、仕事じゃなく
仕事の同僚と浮気だったら
どうしよう?
昨日、彼女に聞くべきだったか?
でも、聞いたら
彼女と関係が壊れるのが
怖かった
浮気と分かったら
自分がどうなってしまうか
分からない
殺してしまうかも..........)
男は彼女の頬を軽く手で
撫でるように触り
微笑みかけ
(彼女がそんな事をする
分けがない
俺は信じているよ)
男は目覚まし時計を見ると
06:29だった
(もう、すぐ目覚まし時計が
鳴るな、ベットに入るか)
≫ジリリリリリリリ≪
「うーーーん、もう、朝?」
バシ
彼女が乱暴に目覚まし時計を
止めて上半身を
起こして、背のびをした
「ファァァァ頭痛てぇ
昨日の飲み過ぎた
う、う、う、
おはよう」
(おはよう)
「誰もいないのに、言っちゃた
テヘッ(笑)」
男はベットの下で
微笑みながら
(ここにいるよ)と
心の中で、返事をした






